PlayCanvasっていうWebGL/HTML5ゲームエンジンについて
最近は日差しも強く暑くなってきましたが、梅雨入りで少しひんやりしてきましたね。
温度差で風邪をひかないよう体調管理はちゃんとしたいですね。
私はオフィスの空調に殺される毎日です。
PlayCanvas
先日投稿した記事でPlayCanvasなるものを急に題材として使いました。
実はこれを使う環境になったので、記事にまとめました。
PlayCanvasとは
まずはPlayCanvasってなんぞやって話なんですが…
なんでも…
- MITライセンスで公開されていて
- WebGLとHTML5で開発〜配信ができる統合環境で(Editor + Engine + Community)
- 無料で使用ができて(有料プランもある)
- オープンソースで
- しかもWebGLライブラリとしても利用可能で
- 物理エンジンも装備されていて(Ammo.jsが標準装備かつサードパーティの物理エンジンも利用可能)
- WebVRもできて
- URLを共有するだけで全端末で実行できちゃう
らしいですよ
どんなことできるのか
ゲームエンジンというからにはゲームを作ることができるわけですが、
Webで使えるということで3Dモデルをぐりぐりみることができるコンテンツとかありました。
- BMW i8 playcanv.as
もちろんゲームもあります
- Robostorm robostorm.io
チュートリアルもたくさんあってかなり充実してそう
エディター
こんなものできるんだってわかったところで、実際にエディターをみてみましょ
見た感じUnityと似てる…感じはするけど
操作感的にはほぼ一緒ですね
左にツールがあって、
その隣にヒエラルキーのファイルやらが見えますね。
右はエンティティ、その選択したモノの設定をする感じですね。
真ん中でプレビューしながら触れて、
その下は…アセットですね。
外部からインポートしたファイルとかが入るところみたいです。
別の設定画面を開いてみたら
Sceneが確認できます。
ゲームでいうエリアを移動するとステージが変えるために、シーン毎でステージを作る感じですかね。
Buildしたものがここで確認できるみたいです。
上のURLでBuildしたものをみることができるようです。
このURLを共有するだけで、他ユーザーにもみてもらえるのでめっちゃ便利ですね。
パブリッシュとダウンロードできるみたいですね。
ちなみに私はOganizationの有料プランに加入しているのでダウンロードができますが、
無料の場合はできないようです。
全プランでZIPをダウンロードすることができるようになりました。(2020/07/10〜)
バージョンが管理できるみたいですね。
git的なバージョン管理方法のようでした。
左下のCHATで会話もできるようです。
同じプロジェクトで複数のユーザーで操作する時のやりとりができるようです。
複数のユーザーでプロジェクトを触れるのは魅力的。
ちなみに今回みているこのプロジェクトは以下のチュートリアルを辿って作ったものです。
https://support.playcanvas.jp/hc/ja/articles/360001824487-%E3%83%81%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB-2D%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0-1-8support.playcanvas.jp
動作
実際に作ってみて動作させてみました。
ローディングを挟んでから
ゲーム画面に!
ゲームと言いつつ私が作ったこれは敵が多すぎてもうゲームじゃなくなってますが…
https://playcanv.as/p/iKFDsGYi/playcanv.as
そして、このURLで今までキャプチャーをしていたPlayCanvasのコンテンツを見ることができますし、
ゲームなら遊ぶこともできちゃいます。
すげー
終わり
チュートリアルもやってみてですが、かなり簡単にゲームが作れるんだなって思いました。
私はゲームを作ったことがほぼ皆無ではありますが、webブラウザでこういったゲームやらWebGLやらができてしまう手軽さには驚きました。
個人的にはゲームも作ってみたいですが、Webサイトとかで何かできないかと模索してみたいと思います。